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2014-03-12

ぬいぐるみ制作への思い

今回、テレビで取材されるにあたり、

自分の過去を振り返るいい機会となりました。


東京で暮らした約16年間、

中国で暮らした約13年間を

あらためて思い起こしました。


奈良から東京に出る日、駅まで母が

見送りに来てくれました。

電車の窓から、どんどん小さくなっていく母の

寂しそうな顔は今でも心に残っています。

でも、私の心の中には寂しさより

希望の方が大きくふくらんで、まだ見ぬ東京の暮らし

を想像して、わくわくしていたのを覚えています。



東京から上海に飛んだ日。

空港で一人、離婚の大きな傷を抱え、

少ないお金をにぎりしめて、

行ったことのない土地への旅立ちでした。

崖っぷち人生。東京に残してきたものは何もありません。

前を向くのみです。

でも、この時も、辛さを越える夢と期待で胸がいっぱいでした。

(ミュージシャンの夫を支える9年間の極貧結婚生活も

スリリングでしたが!)




そして昨年、上海から日本へ。

このときは地獄でした。

今までとはまったく違う、夢も希望もまったくゼロ。

上海にいれば安定した生活が送れていたのに、

親の介護のために戻るという辛さ。

これは半端なかったです。

これまで築き上げてきたものを、すべて失ったという

寂しさで、茫然としていました。

手にもっているのは、経験という二文字のみ。

これは誰にも私から奪うことができない私だけの宝。

そう思って、大きく深呼吸をしたのを覚えています。




でも、私が故郷に帰ったのは、きっと意味があるはず。

そう思って、あらためて、自分のいる場所をみつめると

奈良という場所のなんとすばらしいことか。

外ばかり見つめていた自分が、はじめて足元を見た瞬間でした。


奈良のことをもっと知りたい。

奈良のすばらしさを伝えたい。

奈良に関係する仕事をしたい。

そんな思いから、自分のできることを模索しはじめました。


ぬいぐるみ作家として、奈良をテーマにしたぬいぐるみが

できないか。

そう思って、制作に打ち込み、家にこもる日々。

写真を撮影するために、外にも出るようになって、

友人も増え、今にいたります。


これから、どんな方向にむかって進んでいくのか。

自分でもよくわかりません。

ぬいぐるみ制作は自分の心のリハビリでもあります。

つらいとき、しんどいとき、ぬいぐるみが自分を癒してくれるのです。


そんな私のぬいぐるみを、誰かが、かわいいと言ってくださる。

それだけで、ありがたいと感謝の気持ちが沸き起こります。

今はそれでいい。

そう思って、また新しい作品を作り続けたいと思っています。



野原レンゲのぬいぐるみは、ホームページのギャラリーで展示しています。
http://nohararenge.wix.com/panda


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プロフィール

野原レンゲ

Author:野原レンゲ
東京の朝日新聞社広告局にて編集者として5年間勤務した後、商品企画の世界に転向。海外で雑貨のブランドをたちあげ、オリジナルぬいぐるみ作成を手がける。海外生活12年半を終え、25年4月に奈良に帰省。ぬいぐるみ作家として活動を開始。

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